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*腐女子大生の日常(^_^)
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命令(※真佐真小説)
※長いです/書いた本人は真佐真思考←どっちがどっちとかまだわかんない状態です(汗








旦那、と襖の向こうから声がした。
もう皆眠りにつく時間だったので、自分以外はみんな起きていないものだと思っていたからビクッと体が震えた。

「な、なんだ」

慌てて返事をすると、襖の向こうの忍は少し困った様に小さな声を出した。

「明日も早いんだからそろそろ寝てくれないと。朝起こすの誰だと思ってんの。」

幸村はゴホン、と咳を一つついた。姿が見えない我が忍は見えずとも、こちら側に入りたい様に幸村には思えた。それか幸村が今日の任務で、佐助が手負ったことをふと思い出したからかもしれない。
急に佐助の姿を見たくなったのだった。


「入れ、佐助」

「…あのねぇ旦那、寝て欲しいって言ってるんだけど」

「善いから入るのだ」


しばらくの沈黙の後、襖が少し揺れ、寝間着に着替えた忍が姿を現した。


「何?旦那」


佐助は用件のみを聞くつもりなのだろう、閉めた襖から一歩の場所にしゃがんだ。
佐助の話し方からは微塵も感じとれない主従関係でも、垣間見える時はしばしばあった。それは幸村にとって当然であって複雑な出来事なのだった。


「もっとこっちに来い」

「あの…俺忍なんだけど。というか、寝て欲しいんだけど」

「命ずる、佐助」

「はいはい、命令じゃ仕方ないね」


忍という立場上、主の部屋に深入りするのはどうしたものかと佐助は思っていたが、こういう時だけ主の特権を乱用する幸村にいつもの様に付き合う気持ちだった。それに、それは佐助にとってとっても嬉しいことでもあった。何しろ、幸村は本当に主らしくないのだ。


佐助は静かに幸村の近くに寄る。
机上に光る灯がますます佐助の姿を際立たせていった。


「ご用件はなんでございましょうね〜」

「今日手負った傷を某に見せよ」


佐助は心底驚いた顔をした。吹き出してやろうかと思ったが、幸村の目がいつも通り真剣だったので、眉を潜めただけで笑えなかった

「何で?心配なの?」

「当然でござる」


今度こそ笑い飛ばしてやろうかとも思ったが、素直に幸村のその心が嬉しいと感じている自分がいた。幸村は決して嘘を付かないことを佐助は知っていた。


「くくっ…変わってるねぇ、旦那ぁ」

「変わってなどおらぬ」


佐助は素直な気持ちを述べたつもりだった。この戦国の世で、一忍の体を気遣う主が一体何人居るのだろう。変わってるとしか言いようがない。


「しょうがないねェ」


胸元の布を左右に引っ張り、左腕を袖からゆっくり抜き、肩を露出した。そこには真新しい刀傷と、それを無理矢理繋ぎ止めようとする糸の痛々しい惨状が広がっていた。

しかし、幸村の目に映ったのはそれだけではなかった。
数々の古い刀傷が、佐助の白い肌に刻まれていたのだった。


「なかなかエグいでしょ?これ痛かったんだよね、最近じゃ一番」


佐助の声を余所に、幸村は肩を震わせた。自分の部下である佐助は小さな任務に出ることも多い。佐助は自分の知らない所で大変な目に何度も遭ったに違いなかったのだ。


「…某、知らなかった」

「ん?何が?」

「…おぬしがこんなに刀傷を作っていたことを…」


佐助は幸村を見詰めた。肩を震わせ、頭を垂れ下げている我が主。……この主は全く…。


「…泣かないでよ、旦那」

「…泣いてなどおらぬ」

「旦那が気にすることじゃない」

「某はっ……某に怒りを感じているのだ……」



佐助はどうすることも出来ずにただ幸村を見詰めていた。


「佐助、もう傷を作らないでくれ」


幸村から発すられた声は小さかったが力強い声だった。


「無茶言うなって。戦いに怪我は付き物なんだからさ」


肩を震わせ、戦場では虎の若子などと言われている我が主が、今は佐助にとって異常な程に小さく弱々しく感じられた。
それは抱きしめたい衝動に駆られてしまう程に愛しいものでもあった。


「約束するのだ、佐助…お前の体に傷が増えていくことに某、堪えられないのだ。お前がいなくなってしまったら…某はどうすれば善いのか分からないのだ。」

「…ちょっと話飛躍させすぎじゃない?旦那」


あまりの主の言葉にクスッと笑った佐助だったが、正直嬉しくて嬉しくて仕方なかった。


「だから…頼む。某からの願いだ」

「……はいはい、保障はできないけどね」

「………命ずる、佐助」


幸村がやっと顔をあげ、佐助に呟いた。

「某を抱きしめろ」

「……ぷっ」


佐助は幸村の歪んだ顔とその言葉のギャップに思わず吹いてしまった。


「なっ、笑うな!主からの命令ぞ!」

「…はいはい……」


顔を真っ赤にしている幸村を余所に肩を露出したまま幸村をそっと抱きしめた。

「……もう無茶はせんでくれ…」

「…はいはい、わかったって」

「命ずる…、もっと強く某を抱きしめろ」


佐助はまたクスッと笑って強く主を抱きしめた。






幸村は時々、自分はおかしくなってしまったと思うことがある。
自分に仕える忍が愛しくて仕方ないのだ。
忍がいなくなってしまったら、自分はどうなってしまうのか見当も付かない。
きっとこれは病気なのだろう。

忍が愛しいなど―――





「おぬしは某の忍だ」

「当然」

「死んでも離さんぞ」

「はは、旦那に死なれちゃ、俺様も生きる意味がなくなるってもんだ」


佐助の左肩の傷を幸村は睨み、言った。




「ずっと某の側にいろ、命ずる…佐助」



自分の髪をひしと掴む幸村の手を感じながら、佐助は目を閉じた。




「…承知した」






――――――――――――――
なんかごめんなさい←
真田に仕えることが好きだし生きがいだと思ってる佐助と、自分の為に頑張って欲しくない真田を書きたくて書きました←
なんだかよく分からない文章www自分乙www


あ、まだどっちが上かわかんない状態です(冷や汗
| ぶんしょう | comments(0) |
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